川崎病は症状がいつから出たかが大事!川崎病が判明するまでの8日間

川崎病は乳幼児期に発症する病気のひとつで毎年1万6千人くらいの子どもがかかっているといわれている病気です。
重度の心臓病で産まれた息子は4歳4ヵ月の時に川崎病にかかりましたが、心臓病と川崎病はまったく関係がありません。
川崎病は健康なお子さんでもある日突然かかる事がある病気です。
息子は体に色々な症状が出てから8日目にようやく川崎病と診断されました
川崎病はいつから症状が出たのかがとても大事なんです。
川崎病について詳しく知りたい方はこちらの記事からどうぞ!
川崎病の症状はいつから出た?

子どもの具合が悪くなったといっても、最初は軽いのどの痛みや熱といった症状からはじまる事も多いですよね。
川崎病はいつから症状が出始めたのかがとても大事なんです。
息子の症状についてまとめていきます。
手足口病?かかりつけの小児科受診
幼稚園で手足口病が流行していて息子も手足口病のような発疹に加えて発熱・嘔吐・下痢の症状がありました。 かかりつけの小児科を受診しました。
こうして整腸剤と解熱剤を処方されました。
口の中や手足に発疹(ほっしん)が現れる感染症のひとつで夏季を中心に流行します。 4歳くらいまでの幼児が発症しやすく、その中でも2歳以下で発症する子どもが多いとされています。 飛沫感染や経口感染をします
頭が痛い-右のこめかみをしきりに触る

とにかくしきりに右のこめかみだけを痛がります。
近所の小児科が休診日なので総合病院に連れて行きました。
- 手足口病ではほとんど発熱することは無い。 稀に高熱が出て髄膜炎にかかるケースもあるが、この日の診断時は平熱に戻っていて他にひどい症状は見られないので、髄膜炎や頭の異常は考えにくい
- こめかみの辺りが痛いとなると中耳炎が疑わしいけれど異常無し
- リンパ腺がやや右のほうが腫れている。恐らくそのせいで頭痛がするのではないか
次から次と色々な症状が出る
- 鼻血:鼻血は流血しているわけではなく鼻水が気になって指を入れて傷つけた感じ
- 目の充血:パパさんが結膜炎になったので目の充血は結膜炎がうつったのかも?
⇨ 後に判明。この目の充血は川崎病の症状でした! - 睾丸が腫れる:片側の睾丸だけ腫れているような感じ
⇨ 赤ちゃんの頃にソケイヘルニアが発覚していましたがまだ未治療だった為、このタイミングで睾丸が腫れました。これは川崎病の症状ではありません! - 頭皮にフケの塊:頭の数カ所にフケの塊のようなふくらみがあることに気付く
⇨ これは脂漏性湿疹です。 頭をきちんと洗えていないということですね(苦笑) 川崎病とは特に関係ありません!
症状が続く-再びかかりつけの小児科受診
平日になったので最初に受診したかかりつけの小児科をふたたび受診しました。
熱が下がらない場合=翌日受診
熱が下がっている場合=翌々日に受診
ということでこの日は帰宅しました。
小児科受診で「川崎病の疑い」と診断される

発熱は上がったり下がったりとだらだら続いていました。
さらに『リンパ腺の腫れ』『目の充血』『お腹と背中の湿疹』『睾丸の腫れ』といった症状がありました。
再びかかりつけの小児科受診。
すると状態を診た先生から思いもよらない言葉。
もともとこの後こども病院での心臓検診の予約が入っていたので、そのままこども病院に向かいました。
こども病院に緊急入院

こども病院は心臓検診(=循環器科)の予約でしたが緊急で小児科を受診することになりました。
小児科からの紹介状を見た先生にこう言われました。
こうして引き続き休む間もなく『点滴・レントゲン・エコー・CT』と検査の連続でした。
川崎病は感染症ではありません。
でも、この当時のこども病院には個室の感染症病棟があってそこに入院することになりました。
ここまでの経緯を詳しく聞かれる
息子が心臓病で産まれて病院には慣れている私ですが、この緊急入院の時の問診はすごかったです。
と、かなり細かく今までの経緯を聞かれました。
とあやふやな事を言うと
といった感じでとにかく細かく問診が進みました。
これまでの経緯をもう一度まとめてみます!
| 経過 | 病院or自宅 | 症状 | 診断 | 対処 |
|---|---|---|---|---|
| 1日目 | 小児科受診 | 発疹・発熱・嘔吐・下痢 | 手足口病と診断 | 解熱剤・整腸剤服用 |
| 2日目 | 自宅療養 | 熱が少し下がる | ー | ー |
| 3日目 | 自宅療養 | 解熱剤を飲むと熱が下がりしばらくするとまた上がる | ー | ー |
| 4日目 | 総合病院受診 | 右のこめかみが痛い・首の腫れ・発熱なし | リンパ腫が少し腫れ | 熱もないので様子を見る |
| 5日目 | 自宅療養 | 熱は上がったり下がったりを繰り返す | ー | ー |
| 6日目 | 小児科受診 | 再び発熱と発疹 | 手足口病で弱っていたところに別の菌が入った可能性 | 抗生剤を点滴 |
| 7日目 | 自宅療養 | 熱は下がる・リンパの腫れ・目の充血・睾丸の腫れ | ー | 熱もないので様子を見る |
| 8日目 | 小児科受診 | 症状は前日と変わらず | 川崎病の疑い | 紹介状をもらう |
| 8日目 | こども病院 | 発熱・目の充血・発疹・首の腫れ | 川崎病の疑い | 緊急入院 |
川崎病の6つの主要症状ってどんなもの?
- 5日以上続く発熱
- 両側眼球の結膜の充血
- 発疹(形状・大きさ・場所が定まらない赤味を帯びた発疹。BCGの予防接種痕が赤く腫れる)
- 首のリンパ節の腫れ
- 口唇の赤み・イチゴ舌(イチゴのように舌が赤く腫れる)
- 指先がパンパンに腫れる。皮がめくれる。
息子の場合、緊急入院の時点で該当していたのは4つ目まで。
入院後に5つ目と6つ目の症状が出てきました。
川崎病は早期診断と早期治療が大切です

川崎病の治療には『免疫グロブリン』と『アスピリン』という炎症を抑える薬を同時に投与する治療が一般的です。
できるだけ早期に大量の免疫グロブリン投与を行うことが重要です。
発病から約10日間が『急性期』で多くの症状が出てくる時期でもあります。
この時期に治療を開始して症状を抑えることができれば、ほとんど後遺症は残りません。
血管の炎症を抑える効果と血液を固まりにくくする効果がある薬です。 血栓を予防する効果があります